2月 6th, 2010
「リラ」って呼んでます
カフェで毎朝会う黒猫のことですが
のどのあたりだけ三角△に毛が白くて
顔は逆三角形で目がつりあがっている
美形ですよ
彼をみるとエジプトのピラミッドを思い出すんですよ
もちろん写真でしか見たことはないのですけれど
そういえば家猫の起源は古代エジプトらしいですね
昨日、通りでみかけたときに「リラ」って呼んだら
こちらを見たんですよ
自分の名前だって認識しているのか
それとも僕の声に反応したのか・・・
そうです リラは琴座、星座の名前です
僕は星を観るのが好きなんです
自然科学を研究する道に進みたいと思ったこともあるのですよ
そういえば
人類が猿から進化したって信じられますか?
あ、勘違いしないでくださいね
僕は聖書原理主義者なんかじゃありせんよ
ただ 腑に落ちないだけなんです
もちろんチンパンジーが賢いのは知っています
でも・・・
猿と人との決定的な違いは何だと思いますか
抽象化する能力です
それが人に
自分自身のルーツについての問いを
起こさせるのだと思う
人類が進化の過程で「偶然に」言葉をもったなんて
どんなすごい確率なんだ!
それこそ天文学的数字でしょうね
おそらく統計学的には
「偶然である」という帰無仮説は棄却されますよ
それはつまり、
偶然に起こる確率は限りなくゼロに近いということなんだ
あなたはどう思われますか
同感ですね
偶然に起こったといわれるよりも
大いなる意思によって
もしくはヒトに備わったnatural orderに従って
起こるべくして起こった
そのほうがずっと納得がいきますよ
そもそもこの世に偶然なんてあるのかな・・・
すみません
つまらないことばかり言って
そろそろボストンに到着しますよ
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1月 28th, 2010
そう、コーヒーがお好きなのね
私はお茶のほうをよくいただくわね
でも、以前、コーヒー豆を栽培していたことがあるの
ケニアの農園でね
ケニアご存じ? 東アフリカにある
農園を手放さなければならないかもしれないと思い始めた頃
眠れないことがたびたびあった
早朝にまだ誰もいない農園を歩きまわったり・・・
そして、ある朝、出会ったの
私たちの間にはずいぶんと距離があったけれど
黒い豹が一頭 アカシアの木の下に
彼女は私に気づいた
そしてじっと私をみていた
しばらくして
彼女は優雅にきびすを返して東の方向に行ってしまったの
彼女の姿を見送り
突然思ったの
というよりも
そんな思いが突然私のところにやってきた
ここは「私の」土地などではない
そもそもはじめから
誰の所有物でもなかった と
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1月 24th, 2010
美しく賢い姫君が長い旅から戻った
小さなお城の隣の御宮では、僧も巫女も祝いの儀式の準備をして待っていた
さあどうぞ さあどうぞ と招かれるままに神殿へと入る
姫君、姫の母君、そして付き人
巫女は言う
おそれながらお祝い申し上げます
その子様はかの子様をお産みになり~親王となられます
巫女は言った後、自分の言ったことが信じられないという顔をしたが、
すぐに目を伏せた
私は姫と目が合ったが、姫君はうれしそうに涙を拭った
その後、巫女の大ばあさま(曾祖母)、彼女は私の師でもあるが、
白髪の長い髪をたなびかせて
ぐるぐる走りまわりながら、
日参しないとあかんえー
日参せん者おらんやろなー
と繰り返し叫んだ
私は、日参? と
心にひっかかるのを感じながらも平然とした表情でいるが、
師が私の前を通るときに、愛情深い目を向けてくれた
と思うとすぐに、
お前!と
まさか、という顔をした
そして通り過ぎたと思えば私のところに戻り、
詰め寄った
そして
お前! 日参せんとあかんのやー!
と叫んだ
私は師の形相とその声が恐ろしくて縮みあがり、
申し訳ありません お許しください! と叫んだ
そして・・・目が覚めた
2001年2月7日の朝の夢
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1月 24th, 2010
黒猫は今どうしているかな
ボストンのカフェに毎朝くるのよね
そして、本の編集をしている文学青年が、
仕事の前に毎朝きて、
自分はコーヒーを飲んで、黒猫にミルクをおごるのよ
ある日、彼は編集長の指示で
ある女性をNYの港に迎えにいくの
その女性はデンマーク人
中年の上品な人
彼女は物語を書いている 短編を
ロンドンの出版社にもっていったけど、
短編は好まれないので、長いものをお書きになったら読みます、と断られたの
で、アメリカ合衆国にもってきたら、気に入られた
彼女の本はアメリカで最初に出版されることになったの
彼女は「男爵夫人」と名乗っている
青年は男爵夫人の物語をすごく気に入っている
たぶん、本の編集は彼がすることになる
NYからボストンまでの汽車のなか、二人は黒猫の話しをする
というか、青年が黒猫の話しをして、
男爵夫人は黒ひょうの話しをする
そーいう物語
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1月 21st, 2010
たましいの旅は人の時間感覚からすると、とてつもなく長い。
私のたましいもまた、長い旅を続けているのだろう。
でも私がそんなことを感じるのは、「時間と空間に縛られている」という3次元的な意識があるから。
もし、時間が幻想だとしたら、あるいは主観的なものに過ぎないとしたら、その旅は長くも短くもなく、常にその瞬間があるだけなのかもしれない。
とはいえ、今、地球のなかの島国日本で暮らす私にとっては、「人生って短い」と感じられる。
この人生は「私」の主観的な旅なのだろう。
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